いまさらですが、なぜ「マンボ」ミュージックを好きなのか。
いまから12年前、引っ越し先で出会ったエレクトーンの先生とのエピソードがきっかけでした。
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初日のレッスンにて
講 師 :「では、何か1曲演奏して下さい」
mambo!:「はい。(よ~し、得意な曲を弾こうっと!)」
演奏した曲は、ボズ・スキャッグスの「ウイ アー オール アローン」。
8ビートの素敵なラブバラードです。 演奏終了。
講 師 :「……(しばし沈黙)……」
mambo!:「……(やはり沈黙)……」
講 師 :「…あなたは…こういった曲は…あまり……得意ではない…ようですね…」
mambo!:「え?……」
講 師 :「来週までにこの曲を弾いてきて下さい」
そこで渡されたのが「mambo No.5」。
お分かりにならない方のために歌います。
「チャッチャ!チャラララチャッ!チャラララチャッ!チャラララチャッ!ハ~ァ、ウッ!」
お分かりですね)
次のレッスン時に演奏したところ「やっぱり、こういう曲が上手ですね」とおほめ頂きました。
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表発会でこの曲を演奏した際には、会場にいたちびっ子たちが「ハッ!」「ウッ!」と
合いの手を入れてくれました。
弾きながら「ああ、私ってmambo!なんだ~」と少~し悲しくなりました。
それ以来、「マンボ」ミュージックが気になるようになりました。
昨日、久しぶりにその時のエレクトーンの先生に電話をかけました。
3月11日の震災で被災したのです。
すぐには連絡がつかず、毎日どうしているかと案じていました。
電気、ガス、水道が止まり混乱しているようだったので、落ち着くまで待つことにしました。
電話口から聞こえてくる穏やかな声は以前のままでした。
幸い大きな被害は無く、無事でした。
お世話になったヤマハミュージック東北仙台店の様子もうかがいました。
楽器店の皆さんは配給される食糧を調達しながら、ジーパン姿でお店の復旧に尽力されていたとのことでした。
mambo!のルーツでもある仙台。
再会を約束して電話を切りました。
コメントをお書きください
an (日曜日, 08 5月 2011 22:34)
そうなんですね。やっとマンボの由来がわかりました。
mambo先生の№.5聴いてみたいな。
でも 私 聴かなくてもそういう雰囲気あると^^v
バラードってイメージがないです♪
mambo! (火曜日, 10 5月 2011 00:20)
an様へ
しっとりとバラードを奏でられる大人の女性になりたい。
更に、エピソードが。
松田昌さんが阪神大震災後に作った「春待人」を弾いた際には、
「う~ん、mambo!が弾くとお花見の宴会の様です」と言われました。
胡弓のメロディがとっても素敵な曲です。
また弾きたくなりました。