ここ数日暑い日が続いています。
通ってくる生徒さんもお疲れ気味です。
いつもちゃ~んとレッスンしてくる生徒さんが、「テキストの曲を弾きたくない」と言いだした。
(mambo!心の声 : あれれ~、レッスンノートも書いてない。どうしたかな? 様子を探ってみよう)
mambo! : 「うん、いいよ。レッスンノートに何も書いてないね。
先生はどの曲から聞かせてもらったらいいかな?」
生 徒 : 「あのね、この曲」 …ガサゴソガサゴソ(別の楽譜を出して弾き出す。ちゃんと弾けている)
mambo! : 「とってもよく弾けているね。たくさん練習したのね。
あのね、テキストの曲は弾かなくてもいいよ。
でもね、すみっこに書いてある『トレーニング』だけでも弾いておくと、
素敵な曲がたくさん弾けるようになるのよ」
生 徒 : 「分かった。やる~」
mambo! : 「(しめしめ) じゃあ、この左手の和音を練習してみよう!」
生徒がCコード ~ G7コード ~と弾き出したその上に、mambo!がすかさずメロディーを乗せる!
演奏終了。
mambo! : うっとり顔で「あ~、楽しかった。伴奏してくれる人がいるとメロディーを弾くのが気持ちいいわ~」
生 徒 : 「先生、今弾いた曲はなあに?私も弾きたい!」
mambo! : 「(ふふふ) あら、テキストの曲よ。弾かなくてもいいのよ。
でも弾きたいならやってみようか。今度は先生が左手の和音を弾くね」
こんな調子で、結局テキスト曲の学習へと軌道修正しました。
宿題を出すときは、いつもどおり
「この曲宿題にしてもいい?」 「いいよ」
「気が向いたら練習してみて」「分かった!」
「できそう~なら両手で弾いてね」「できるできる!」
「無理しなくていいよ。この曲、少し難しいから」「弾けるもん!」
といいながら、レッスンノート宿題欄に書きました。
生徒の心と身体の様子、成長を敏感にキャッチしていかないといけないなと痛感しました。
思春期になったらどうなるのかな。
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